バラを育ててみたい、とお考えの皆様へ

バラは病害虫などで手間もかかるし、難しそうと敬遠していませんか?
本当は丈夫な植物なんです。地植えにすれば水やりしないでも何十年も楽しむことが出来ますし、四季咲きのバラを育てたら、春から冬初旬まで何回も花や香りを楽しむことが出来ます。

バラを選ぶには、開花期の5月上旬に、沢山のバラの花や香りの中から自分好みのバラを選ぶのよいでしょう。あるいは、地植え、鉢植え、フェンスに這わせるなど、どこにおいて楽しむかを考えたり、日当たりなどの環境条件を考えて選ぶことも重要です。

最初にバラを育てる場合は、良い苗木を購入して、半日以上陽の当たる風通しのよい場所で育てれば、間違いなくバラの魅力を感じることが出来ると思います。

バラ講座 第1回 ベランダでバラを育てる

ベランダでバラを育てる場合

日差しが半日くらいあたり、風通しがよければ、ベランダはバラを育てるのに最高の場所です。
バラの病気で最も多いのは「黒点病」と「うどんこ病」です。黒点病は、雨があたる庭では、早めに予防をしない限り避けることは出来ません。雨が当たりにくいベランダでは黒点病が発生しにくいのです。また、コンクリートの床に直接置かず、少し高い位置に置き、風通しをよくしておけば、うどんこ病の発生も少なくなり、最高の置き場になります。ベランダにバラが咲き、窓を開けるとバラの香りが部屋に吹き込んでくる生活は最高ですね。
しかし、梅雨明けからは要注意! ベランダは乾燥しやすいので、乾燥を好む「葉ダニ」が付きやすいので、時々葉の裏側に葉水をしてあげてください。また、夏場の日当たりの良いベランダは高温になりますので、50%くらいの遮光ネットをすると、秋にはバラも綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。

バラ講座 第2回 日差しが少ない場所でバラを育てる

日当たりが余りよくない場所でバラを育てる場合。

日光があまり当たらない場所にバラを植えようとする場合は、日陰に強いバラ苗を選びましょう。具体的には、次のような品種が適しています。
木立性: ピンクパンサー、粉粧楼 / 半ツル性: シュルロット(er)、チャールズレニーマッキントッシュ(er)、ルイーズ・オディエ / ツル性: ブルーランブラー、ニュードン、アリスターステラグレイ、新雪、ゴールデンシャワーズ、パフ・ビューティマダム、アルフレッド・キャリエール
などがあります。.

バラ講座 第3回 トゲの少ないバラを育てる

トゲが少ないバラやトゲが無いバラを育てたい場合。

トゲの無いバラ品種の代表格はモッコウバラです。他にはつる系では、ローズディベール、スブニールドゥドクトールジャメン、つるサマースノー、ゼフィリン・ドルーアンなどがあります。つるバラ以外のトゲが少ないバラなら、ハイブリッドティーならブルームーン、マダムビオレ。修景バラではゴールデンボーダー。フロリバンダではサマースノー、アイスバーグ。イングリッシュ系では、ヘリテージ・ティークリッパー・モリニュー。ツルバラのスノー・グース。いずれにしてもトゲの少ないバラというのは少ないですね。

バラ講座 第4回 バラの花のアーチを作ろう

アーチ作りに適したバラの品種とは?

つるバラ系では、ピエールド・ロンサール、アンジェラ、コクテール、つるフラウカールドルシュキ、アリスターステラグレイ、フィリスバイトなどです。イングリッシュローズでは、ウェッジウッド・ローズ、グラハムトースト、アブラハムダービーなどはいかがでしょうか。

バラ講座 第5回 葉っぱに黒い斑点が・・・

下のほうの葉っぱに黒い斑点が出て、黄色くなってきています。原因は?

この症状は代表的なバラの病気「黒点病」です。6~7月、9月に多発する病気です。主に雨によって、地面の病原菌の胞子体が跳ね返りで葉に飛散し、下葉の方から順に発病していきます。このまま放っておくと殆どの葉が落ちてしまいます。発祥してからの治療は困難ですので、そうなる前に予防が大事です。
予防は、化学農薬のダコニール1000倍液、サプロール1000倍液などを葉に散布したり、株元にも散布することによって土壌にいる胞子を殺菌することをお勧めします。発症してからは、サプロール1000倍液を葉に散布します。発症した葉を取り除くことをお勧めします。発症して落葉した葉すべてを取り払って、二次感染させないように木をつけてください。

バラ講座 第6回 白い粉をまぶしたように・・・

若い葉や茎、蕾に白い粉をまぶしたようになって、葉が弱っています。原因と対策は?

カビ(糸状きん)が原因で発生するバラの代表的な病気の「うどんこ病」です。初夏や秋口の雨が少なく、曇天が続くような気候の時期に発生します。風通しが悪いベランダでは、特に要注意です。
この病気は「黒点病」よ同じく、かかる前の環境整備や予防が重要となります。予防としては、株全体に陽が当たるようにしてあげたり、風通しを良くして抵抗力のある株に育てるか、病気にかかる前に、薬剤ダコニール1000倍液、サプロール1000倍液を葉に散布します。もし発症したら、治療としてサプロール1000倍液、サルバトーレ3000倍液などを葉に散布します。

バラ講座 第7回 黄緑色の小さな虫がついています。

蕾・新芽の先端や茎に黄緑色の小さな虫が沢山付いています。どうしたらよいでしょう。

この虫はアブラ虫です。春から秋にかけてバラに寄生して、植物の汁を吸って生育を阻害します。見つけて数が少ない場合は、薬品を使わず指でつぶしますが、大量に発生している場合は、薬剤のスミチオン1000倍液やマラソン1000倍液などを葉に散布したり、アブラムシなどに効果があるハンドスプレータイプの薬剤を散布して駆除します。アブラムシの排泄物にてすす病などを誘発するなど、多くの害を与えますので十分気をつけてください。

バラ講座 第8回 バラの根元にオガクズ状のものが・・・

バラの株元にオガクズのようなものが落ちていました。株も元気が無いようです。原因と対策は?

株元のオガクズは、カミキリムシの幼虫「テッポウムシ」が枝の内部を食い荒らしている証拠です。著しく生育が悪くなったり、株がぐらぐらして頼りなくなったり、傾いてきたりして急に枯れてしまうこともしばしばです。株元にオガクズ(木クズ)を発見したら、すぐに幹に出来た穴を探し、針金を突っ込んで刺殺するか、スミチオン100倍液を流し込むのが今のところの一般的な方法です。なるべく早く処置してあげてくださいね。

バラ講座 第9回 ローズヒップティーを楽しめるばら・・・

ローズヒップティーを楽しめるバラや、きれいな実が付くバラを育てる。

実をつける確立が高いものは一重咲きのバラです。ローズヒップティーを楽しむならがロサカニナ(ドッグローズ)。秋に実を楽しむんだったら、ロサエグランテリア(スィートプライヤー)、ロサプテラゴニス、アルバセミプレナ、中国サンショウバラ、バシーノ、ラングルングレクター などがあげられます。